インタビュー「森の自然こども園東本梅と亀岡型自然保育について」後記

インタビュー「森の自然こども園東本梅と亀岡型自然保育について」をお読みいただき、誠にありがとうございます。サポート3年目の2021年度も、感染予防のために直接子どもたちの活動をサポートすることが難しい中、何か意義のある活動がしたいと、今回のインタビューを企画いたしました。森の自然こども園東本梅が現在の姿になるまでを、共に歩んできた道のりを形に残すことができ、とても嬉しく思っています。 こうして振り
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インタビュー「森の自然こども園東本梅と亀岡型自然保育について」(4)自然保育で大切にしたいこと

1.子どもたちを真ん中にした地域の「散歩」 _自然保育で子どもたちに関わるときに今まで大事にしてきていること、これから大事にしていきたいことはありますか? 【仲田】 大人は、理論的に考えてみたり、計画性とかを考えるんだけど、そこも考えつつ、中心はやっぱり子どもたち。 私が一番大切にしている「散歩」は自然保育の原点のような気がするんです。園も、柵は一応あるけど、柵がない園みたいな感じで、気持ちの中で
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インタビュー「森の自然こども園東本梅と亀岡型自然保育について」(3)自然保育について

1.生き物と友だちになる中で、命に気づく体験を _自然保育が始まって変わったことはありますか? 【岩﨑】 以前から生き物をつかまえてはいたんですが、幅が広がったり、深まったりしていると感じますね。「この飼育ケースの中に一体何匹のバッタがいるんや!」と思うくらいのバッタが入っていて、葉っぱをあげてもあげても次の日には食べてしまっているみたいな。収集家たちです、みんな。 【田畑】 また上手に捕まえはる
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インタビュー「森の自然こども園東本梅と亀岡型自然保育について」(2)森の自然こども園東本梅とは

1.人にも自然にもオープンな子どもたち _東本梅の子どもたちの特長を教えてください。 【岩﨑】 「人が好き」人懐っこいし人が好きだし、すっと受け入れられる子どもたちだなっていうのは、すごく思います。はじめてでもワーッと周りに集まってきて「なあなあ」って思っていることをお話してくれたりとか。 それから例えば動物のフンをみつけたりしても「わーきたない!」というわけでもなく、「シカのうんちや!」って言っ
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インタビュー「森の自然こども園東本梅と亀岡型自然保育について」(1)イントロダクション

森の自然こども園東本梅で亀岡型自然保育が始まって、2022年3月末で丸 3 年になります。 2019年4月、閉園の運命を乗り越えて、亀岡市初の自然保育実践モデル園として、翌2020年には亀岡市初の認定こども園として再出発し、地域と密接に関わりながら実績を積んできました。 現在、亀岡市で自然保育を実践している園は、森の自然こども園東本梅をはじめとし、本梅こども園、別院保育所、保津保育所の4園に拡がり
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